自動車ガラスの豆知識

一般的に自動車ガラスには合わせガラス強化ガラスの2種類が使われています。
フロントガラスには合わせガラスが使われ、リアガラスやドアガラスには強化ガラスが使用されているのが一般的です。
合わせガラスは特殊な中間膜(ポリビニール・ブチラール)を2枚のガラスではさんだガラスです。
この特殊な中間膜は無色透明で、対候性が高いので普通の板ガラスと変わらない透明性を保ちます。
また、この強靭な中間膜のおかげで表面が破損しても、衝撃物の貫通に対して大きな抵抗力を持っています。
強化ガラスはガラスの表面に圧縮応力を持たせたガラスで、通常のガラスの3倍~5倍の強度も持ったガラスです。
実は、昔はフロントガラスにも強化ガラスが使われていたので、フロントガラスが割れると目の前が真っ白になってガラスがバラバラになるイメージをお持ちの方もみえますが、今のフロントガラスはバラバラにはなりません。
しかし、ガラスにヒビが入ると視界が悪くなり交通事故のもとになります。また、車検も通りません。
なるべく早く交換・補修をされることをおすすめします。

合わせガラス
合わせガラスは、主にフロントガラスに用いられ、ガラスとガラスの間に柔軟で強靱な中間膜を挟み加熱接着したものです。
万一事故がおこった場合、体がガラスにぶつかっても、その衝撃を中間層が緩和・吸収するため、強化ガラスより割れやすくできていて、安全性の高いガラスです。

強化ガラス
強化ガラスは、主にサイド・リアガラスに用いられ、ガラスを700℃近くまで加熱し、空気で急冷することにより、表面に圧縮応力層(外部圧力応用力)を形成させたものです。
強化ガラスは衝撃抵抗が通常の同じ厚さのガラスの3~5倍あり、急激な温度変化にも強く、170℃くらいまで耐えられます。

汚れたままでの洗車は禁物
ガラス面を拭き取る場合、ガラスの表面が砂や誇りが付着していたり、汚れた布や雑巾などで拭き取るとかえってキズがつく場合があります。また、腕時計など固いものをはめて洗車するときは、ガラスに当たらないように気をつけましょう。

乾いたままでのワイパーはやめましょう
ガラス表面に泥や汚れが付着している状態でワイパーを作動すると、ガラスにキズをつける原因になります。
ワイパーを使うときには、付着物をよく拭き取り、ウォッシャー液を噴出してから作動させましょう。

サイドガラスの開閉時は確かめて
サイドウィンドウを上下させるとき、モール部分に溜まった砂や異物によってガラスが傷付く場合があります。
また、モール部分は砂や異物が溜まりやすく、まめに洗い流すようにしておきましょう。

半開のサイドガラスは破損の危険が
サイドガラスを半開しながらの物の出し入れや、もたれかかるのは、ガラスの欠ける原因になります。軽い割れでも、サイドガラスは一気に破損する可能性があるので気をつけましょう。